2009年10月3日土曜日

とぅばらーま

朝から曇り空、台風の進路が気になる石垣島。。迷走してます。。。

今日の日記担当はあやこです♪

先日、10月1日に「とぅばらーま大会」に行ってきました。



とぅばらーま大会とは・・・・

八重山民謡の中でも最高の叙情歌で毎年旧暦8月15日の満月の2日前の「十三夜」に行われ、

色々な歌詞の「とぅばらーま」の歌唱力を競うイベントで

歌唱の部と作詞の部とあります。

昔、真栄里村の仲筋家に「カナシ」という美しい娘がいて

青年達はこの美人を我が物としようと競い始めました。

夜になると、仲筋家の福木の木陰に隠れてカナシが出てくるのを待ち、

手を替え品を替え、何とか「カナシ」と会いたいと、燃える思いで

幾夜か、数ヶ月かか通ってみたが、とうとう会えずじまいだった。

待ちくたびれて帰る時、やるせない失恋の胸中から唄ったのが

トゥバラーマの始まりだそうです。

意味は「仲道路から数十回もかよったが、

仲筋家のカナシ美人は一度も顔を見せてくれなかった」ということ。

それで、囃子の部分で、「ああ、可哀想な恋しき殿方たちよ」と歌い返される訳です。

もっと簡単にいうと、「美人の娘に多くの男達が会いにいったが、ことごとくふられた」

ということです。


◎ なかどー(仲道) みちぃ(路) から(を) ななけーら(七回) かよーん(通った) け(のに)                   

なかすぃじぃ(仲筋) かぬしゃーま(乙女子は) そーだん(相談) ぬ(が) ならぬ(できない)               


私は、方言も三線もくわしくわかりませんが、

一緒に行った友達がみんな三線をしているので噛み砕いて説明をしてもらいながら

話しをするときは小声で話なさいと・・・というくらい

月夜の灯りの下で静かに聞き入る雰囲気なので

三線の音と唄声が心地よく伝わってきて

この雰囲気がなんともいえず心地よく、浸っておりました♪

今年初めて行ったのですが、

誘ってくれたねーさん(レキオの部っ長さん)ありがと~~~う!!!


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